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【関屋記念】ボンドガール 夏の越後で初タイトルへ 精神面が成長 手塚久師「よく我慢できました」

2025年07月24日 06:00

 我慢を利かせてスムーズに加速したボンドガール(撮影・持木克友)

 「関屋記念・G3」(27日、新潟)

 ヴィクトリアM16着からの巻き返しに燃えるボンドガールが23日、美浦Wで最終追い切り。夏の暑さに負けることなく単走で好時計をマークし、目下の体調の良さを伝えた。2週続けてコースで長めから追えたことが精神面の成長の証し。新潟開幕週でG1好走の実力を発揮する。

 気温が一気に上昇した午前7時。美浦Wに登場したボンドガールが、向正面から徐々にピッチを上げていく。はやる気持ちを抑え切れず、序盤はやや頭を上げて行きたがるそぶりを見せていたが、スピードに乗ってからの加速は実にスムーズ。馬場の外ラチいっぱいを回り、しまい強めに追われて6F82秒3-38秒3-11秒9をマークした。

 動きを見届けた手塚久師は開口一番「よく我慢できました」と笑顔を見せた。この日の美浦Wは左回り。序盤については「左回りの方が若干掛かる。先週に比べたら(ハミを)かんだけど許容範囲」と内容に合格点を与え、引き揚げ後のチェックでも「息の入りも悪くなかった。大丈夫です」と力強くうなずいた。

 前進気勢の強さが、長所であり弱点でもある。指揮官が「競馬の方が楽」と話す通り、調教ではオーバーペースを避けるのにひと苦労だ。それを改善すべく、陣営は試行錯誤して馬具を工夫。今回はハミを替え、クロス鼻革にパシュファイヤーという装備で臨み、テンの入りを15秒2でパス。「15(秒)で入れたのは初めて。Wで(長めを)2本追えたし、だいぶ進歩している」と精神面の成長に手応えは十分だ。

 大敗を喫した前走は、レース前からテンションが高かった。「あとは返し馬だけ。どういう風にゲートまで持っていくか」とトレーナー。思案は続くが、中間にゲートの駐立練習も行い、ここまではうまく持ってきた。ハンデ56キロは実力を認められた証明。夏の越後路で初タイトルをつかみ取り、成長の跡を示したい。

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