フィロステファニの半兄のソールオリエンス(今年6月撮影、ユーザー提供:りゅうさん)
23年の皐月賞を制した
ソールオリエンスの半妹となる
フィロステファニ(牝2、栗東・中内田充正厩舎)が、日曜新潟3Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。
フィロステファニは父
エピファネイア、母スキア、母の父Motivatorの血統。母は仏のG3勝ち馬。半兄の
ソールオリエンスは23年の皐月賞を制し、同年の日本ダービーと24年の宝塚記念が2着。同じく
ヴァンドギャルドは20年の富士Sの勝ち馬で、ドバイターフでは21年が2着、22年が3着と、世界の強豪相手に素晴らしい走りを見せた。なお、馬名の意味は「ギリシャ、
サントリーニ島にある夜景がきれいなスポット名」となっている。
ここまで坂路とCWを併用して乗り込まれてきた。23日の坂路最終追いでは楽にラスト1F12秒3をマーク。血統も含めて考えると、水準以上の能力を秘めていることは確実だ。そして鞍上は頼れるR.キング騎手。先々の大舞台に向けて、ここは通過点にしてほしい。