【POG】『あーくん』アーレムアレスは札幌2歳Sへ 新馬戦Vに師「時計も速く、いい内容でした」/馬三郎のつぶやき

2025年07月24日 16:17

札幌2歳Sを目指すアーレムアレス(c)netkeiba、撮影:山中博喜

サンラザール(24日・澤田)

 8月3日の新潟2R・2歳新馬(ダート1800m)をルメールで予定しているサンラザール(牡2歳、美浦・森一、父クリソベリル、母パールデュー)は、推定馬体重が500キロ。師は「大型馬で馬っぷりがいいです。まだトップスピードが物足りないけれど、今週しっかりとやって整えたい。大きな癖はなく、操縦性が良くて乗りやすいですよ」と初戦から期待十分に臨む。

アーレムアレス(24日・赤木)

 20日の函館新馬戦(芝1800m)で見事な差し切り勝ちを決めたアーレムアレス(牡2歳、栗東・橋口)に、師は「時計も速かったですし、いい内容でしたね。最後はまだ余裕がありました」と高く評価する。今後について「いったん放牧に出して、札幌2歳S(9月6日・札幌、芝1800m)へ向かいます」。半姉にアーテルアストレアを持つ血統馬が連勝を飾るか。

エンヴェロップ(24日・河西)

 ロードカナロア産駒のエンヴェロップ(牝2歳、栗東・佐藤悠、母エンジェリックレイ)がこの日、栗東芝で6F75秒4-11秒1(馬なり)をマーク。併せ馬の最内からスパッと伸びた脚は目を引く。伯父にダノンバラード、近親には今年の大阪杯2着馬ロードデルレイが名を連ねる血統馬だ。

マグナヴィクトル(24日・浜口)

 マグナヴィクトル(牡2歳、栗東・中内田、父Maxfield、母Eyeinthesky)は外国産馬らしい筋肉質の馬体が目を引く。イメージ通りに非凡なスピードを備えており、この日はゲート練習で12秒4-11秒7-13秒2の好ラップを刻んでみせた。将来有望な若駒がそろう厩舎のなかでも上位の一頭とみている。

フォルナックス(24日・竹村)

 キタサンブラック産駒のフォルナックス(牝2歳、栗東・奥村豊、母フォースタークルック)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。相手2頭を後ろから追い掛けて内に入る内容。残り1Fから軽く気合をつけられると力強く反応して最先着を果たした。3F36秒6-11秒2と上がりタイムも優秀で、着実に攻め気配は上向いている。母は北米芝10FのGI・フラワーボールSの勝ち馬で、実戦でどんなパフォーマンスを見せるか。

クロンヌジャン(24日・城谷)

 この日、札幌ダートでゲートから11秒4-12秒3と素晴らしいダッシュ力を披露したのがクロンヌジャン(牡2歳、栗東・鈴木孝、父アメリカンペイトリオット、母エリカバイラ)。父の血が色濃く出たのか、がっちりとしたスプリンター体形で、いかにもダートの短距離が合いそうだ。姿勢が低く、地をはうようなフォームも好印象。札幌はダート1000mの新馬戦がないだけに初戦から走るかどうかは何とも言えないものの、適条件で使ってきた際には必ずチェックしたい一頭だ。

ガロアモジュール(24日・石渡)

 14年小倉日経オープンを制したサトノジュピターを母に持つガロアモジュール(牡2歳、美浦・萩原、父モーリス)が美浦へ帰厩。この日は坂路で4F56秒2-40秒7-13秒1の初時計を記録した。力感十分のフットワークは好印象。23年当歳セレクトセールで5200万円(税抜き)で取引された一頭で、近親にはアドマイヤラクティ(14年コーフィールドC・豪GI制覇)などが名を連ねる血統馬だ。

クラディスティーナ(24日・常木)

 先週の函館2歳Sで6着に終わったクラディスティーナ(牡2歳、美浦・清水英)は放牧に出され、秋開催での復帰を目指す。

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