初勝利を飾ったゾロアストロ(右)(カメラ・荒牧 徹)
 
 7月27日の新潟2R・2歳未勝利(芝1800メートル=6頭立て)は、単勝1・1倍の断然の支持を集めた
ゾロアストロ(牡2歳、美浦・宮田敬介厩舎、父
モーリス)が快勝。祖母には独オークスなどG1・2勝を挙げた
ナイトマジックがおり、叔父が毎日杯2着の
グレートマジシャンという期待の良血が2戦目で勝ち名乗りを上げた。勝ちタイムは1分47秒4(良)。
     課題のゲートを決めると道中は2番手を追走。手応え楽に最後の直線に向くと、懸命に抵抗する逃げた
ジーネキング(戸崎圭太騎手)を捕らえ、2馬身半差でゴールに飛び込んだ。上がり3ハロン最速の32秒9を繰り出す快走。クリストフ・ルメール騎手は「今回はスタートが決まって2番手から冷静に運べた。その後長く脚を使って伸びてくれた。能力があるので楽しみ。まだのびしろがあります」と素質を評価した。