「アイビスSD・G3」(8月3日、新潟)
 データ班が推奨するのは
コラソンビート。直線競馬最多の勝ち鞍を誇る津村を背に2つ目のタイトルを狙う。
 ▼傾向(過去10年)
 01年に新設された国内唯一の直線重賞。
 ▼人気       
 1番人気〈5・2・0・3〉
 2番人気〈1・5・0・4〉
 3番人気〈1・1・1・7〉
 4番人気〈0・0・2・8〉
 5番人気〈0・0・0・10〉
 ▼騎手       
 15年〜前開催までに行われた直線競馬248鞍が対象。
 (1)津 村〈13・13・10・83〉
 (2)菊 沢〈11・9・6・87〉
 (3)杉 原〈10・9・8・96〉
 (4)丹 内〈9・9・9・63〉
 (5)嶋 田〈8・6・7・86〉
 ▼所属       
  美 浦〈5・6・3・66〉
  栗 東〈5・4・7・70〉
 ▼枠        
 8枠が〈4・2・2・18〉で勝率15・4%、単勝回収率240%と優秀。
 ▼
ステップ     1勝クラス〈0・0・0・4〉
2勝クラス〈0・0・2・5〉
  準OP〈0・1・2・17〉
 OP競走〈4・7・3・72〉
  重 賞〈6・2・3・37〉
 勝ち馬9頭が芝1000、1200メートルのOP競走、もしくは重賞から参戦。同8頭が中3〜9週のローテだった。
 ▼前走内容     
 勝ち馬9頭がVか、負けても0秒6差以内。同7頭が6番人気以内だった。
 ▼性齢       
  3歳馬〈1・1・1・6〉
  4歳馬〈3・1・0・22〉
  5歳馬〈4・5・5・34〉
  6歳馬〈0・2・3・38〉
  7歳馬〈2・1・1・27〉
 8歳以上〈0・0・0・9〉
 未勝利の6歳馬&8歳以上馬はマイナス。牝馬は〈8・5・6・66〉。05〜11年に7連勝を達成し、現在も5連勝中と大活躍だ。
 ▼実績       
 勝ち馬8頭に芝のオープン競走Vか重賞3着以内があった。
 ▼決め手      
  逃 げ〈2・6・0・8〉
 (各年複数馬が該当)
  先 行〈3・1・6・25〉
  差 し〈2・3・1・59〉
  追 込〈3・0・3・44〉
 勝ち馬8頭が前走の4角(直線競馬出走馬は残り3F地点)を5番手以内で通過するか、メンバー2位以内の上がりをマークしていた。
 ▼注目馬 全項目クリアはゼロ。減点1に4頭並んだが、直線競馬で最多13勝を挙げる津村が騎乗予定の
コラソンビートを最上位に評価する。(記録室)
 ◆加藤士師「以前から距離は短くした方がいいと思っていたし、前走内容も良かった。ジョッキーの方から“千直は合う”と進言があり、オーナーと相談の上でここへ。中間も問題なく調整できているし、順調に来ています」
 〈1週前診断〉中2週ということで疲労回復に努め、軽めの調整。週末の27日には美浦坂路で4F58秒6-42秒6-13秒6をマークし、レースに向けて徐々に態勢を整えている。間隔は詰まっているが、動きは順調だ。