◆第73回クイーンS・G3(8月3日、札幌競馬場・芝1800メートル)＝8月1日、函館競馬場

　7月31日に追い切ったビヨンドザヴァレー(牝5歳、栗東・橋口慎介厩舎、父イスラボニータ)は、翌日となるこの日もダートコースを周回。テンションも上がらず、落ち着いた姿を披露した。酒井助手は「雰囲気はいいですね。予定通りに乗って歩様の確認をしました」と笑顔をみせた。

　前走はG1のヴィクトリアマイルで、目いっぱいの仕上げで臨んだが、気持ちにゆとりがなかった。「今回は函館に滞在してメンタルが今までと違って落ち着いている。このメンタルで競馬にいってどんな結果になるか、楽しみ。重賞を勝つならここだと思っています」と同助手。平常心で走れれば、チャンスが出てくる。