◆第29回黒潮菊花賞・重賞(8月3日、高知競馬場・ダート1900メートル、良)
高知3冠の最終戦に3歳馬12頭が出走し、単勝1・2倍で注目を集めていた
ジュゲムーン(牡、高知・田中守厩舎、父
コパノリッキー)は6馬身離された2着に終わり、3冠達成とはならなかった。レースは赤岡修次騎手の騎乗で中団から進め、直線の入り口では先団を射程に入れたが、先に先頭に立った兵庫の
ラピドフィオーレ(田野豊三騎手)に突き放された。
2023年の
ユメノホノオ、昨年の
プリフロオールインに続く、3年連続の高知3冠馬誕生とはならず。
ジュゲムーンは1冠目の黒潮皐月賞、2冠目の高知優駿も制して4連勝、重賞3連勝で臨んだが、連勝はストップした。
5番人気で単勝2570円の
ラピドフィオーレ(牡、兵庫・田中範雄厩舎、父
ホッコータルマエ)が制し、勝ち時計は2分6秒6。3着は11番人気のセン馬、
ミラクルドリーム(大沢誠志郎騎手)で、3連単は14万8770円の高配当となった。