【盛岡・クラスターC注目馬】秋の飛躍誓う快足馬14頭 みちのくに集結

2025年08月11日 10:30

クラスターC2025に出走するチカッパ(撮影:稲葉訓也)

 8月11日(月)に盛岡競馬場で行われるクラスターカップ(3歳上・JpnIII・ダ1200m)。岩手競馬のお盆開催を飾るダートグレード競走で、東京盃、JBCスプリントに向けても注目の一戦となる。

 今年は14頭が出走。ダートグレードのタイトルを持っているのはチカッパだけと、難解なメンバーとなった。真夏の名物競走を制し、さらなる飛躍を誓うのはどの馬か。発走予定日時は11日(月)の18時15分。主な出走馬は以下の通り。

エイシントルペード(牡4、岩手・板垣吉則厩舎)

 一昨年7月にホッカイドウ競馬でデビューし、2勝を挙げたのち、JRA、兵庫県競馬と渡り歩く。今年6月からは岩手競馬で走り、転入初戦の早池峰スーパースプリントで重賞初制覇を飾ると、岩鷲賞も逃げ切って、2つ目のタイトルを手にした。本格化の兆しを見せる4歳馬。相手関係はさらに上がるが一角崩しを狙う。

サンライズアムール(牡6、栗東・小林真也厩舎)

 デビュー3戦目からダートに転じ、これまで通算8勝を挙げている。重賞初出走だった昨年暮れのカペラSでは、ハイペースを追走して4着とまずまず。その後は厳しい斤量や出遅れもあって、9着、11着と大きく着順を落としたが、前走の水無月Sでは好位抜け出しの競馬で快勝。2度目の重賞挑戦で初タイトル獲得なるか。

チカッパ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)

 昨年は北海道SC、東京盃を制し、JBCスプリントで僅差2着と、3歳にしてダート短距離路線のトップクラスに上り詰める。その後は6着、10着、7着に敗れたが、厳しい斤量や海外遠征、コース相性など敗因はっきり。得意の1200m戦かつ57kgで挑める今回は巻き返しへ。ひさびさの白星を飾り、秋に向けて弾みを付けたい。

 そのほかにも、22年のNHKマイルC覇者ダノンスコーピオン(牡6、栗東・福永祐一厩舎)、今年3月にコーラルSを逃げ切ったアドバンスファラオ(牡5、栗東・森秀行厩舎)などが出走を予定している。

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