【CBC賞】インビンシブルパパ 名手モレイラのひと言で路線変更 快速馬の芝重賞2戦目に高まる期待

2025年08月08日 06:00

 芝2戦目で期待が高まるインビンシブルパパ

 「CBC賞・G3」(10日、中京)

 今年の函館スプリントSは、1分6秒6のコースレコードを記録する高速時計の決着となった。そのなかで逃げて4着と見せ場をつくったのが、初芝だったインビンシブルパパ(牡4歳、美浦・伊藤大)だ。芝の重賞でも通用する力を示した一戦となったが、この路線変更は世界的名手の進言があったことで実現した。

 管理する伊藤大師が明かす。「2走前の中山でモレイラがレース後に、『もし僕が次に乗れるなら芝のレースで乗りたい』と言っていました」。もともと芝デビューを予定しており、指揮官も芝適性は感じていた。ただ、脚元の弱さやダートで好走していたこともあり、芝路線へかじを切れなかった。

 それが4歳になって脚元の状態が良くなり、ちょうどそのタイミングで名手のひと言があった。「あの言葉が最終的に背中を押す形になりました」。指揮官とモレイラの見立て通り、芝でも力を発揮した。

 今回に向けては「スムーズに走れる左回りにこだわってここへの参戦を決めた。ハンデ57キロは見込まれたけど、左回りのプラスアルファはあります」と力を込める。快速馬が挑む2戦目の芝重賞。陣営のムードは高まっている。(デイリースポーツ・小林正明)

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