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国枝師の質問きっかけに知った島根の「七冠馬」 名伯楽に育ててもらった競馬記者

2025年08月08日 16:00

国枝栄調教師

◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 5日に夏の甲子園が開幕した。高校3年生にとっては勝っても負けても最後の夏だ。中央競馬で怪物牝馬(ひんば)と呼ばれ、国内外のG1を9勝したアーモンドアイのトレーナーを務めた国枝栄調教師(70)も来年の2月に定年引退を迎えるため、今年が最後の夏となる。

 国枝師には78年生まれ午(うま)年の私も育ててもらった。中央競馬担当になったばかりの19年1月、JRA賞授賞式の会場で初めてあいさつ。数日後、ドバイターフに出走するアーモンドアイの出発取材で、美浦トレセンの国枝厩舎(きゅうしゃ)に足を運んだ。厩舎に行くと、「おまえ、関西の記者か?」と声をかけられた。「いいえ、関東です」と答えると、「知らない顔だな」と一言。「JRA賞の時にあいさつしたんですが…」と返すと、「あぁ〜、お酒入ってるああいう場であいさつはだめだよ」と諭された。

 一気に緊張がほぐれると、名トレーナーから「出身はどこだ?」の質問が。「島根です」と話すと、「お〜、じゃあルドルフだな」と。競馬の知識が浅くて返答に困っていると、「自分の地元に関係する馬くらい知らなきゃな」とぽつりと言われた。

 その日の夜にシンボリルドルフのオーナーの和田さんのルーツが島根県だということ、島根県奥出雲町の簸上(ひかみ)酒造の蔵元の妹さんがオーナー一族と結婚し、ルドルフがG1で7勝したことから「七冠馬」という日本酒が生まれたことなどを知った。翌日に国枝師から「競馬記者になったばかりだから勉強しなきゃな」と“激励”された。名伯楽には感謝の気持ちしかない。(プロ野球担当・恩田 諭)

 ◆恩田 諭(おんだ・さとし) 2001年入社。サッカー、中央競馬担当などを経て、23年途中からプロ野球記録担当。

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