現地時間24日、仏・ドーヴィル競馬場で行われたモルニ賞(2歳牡牝、仏G1・芝1200m、14頭立て)は、J.ムルタ騎手騎乗のブッシュレンジャー Bushranger(牡2、愛・D.ウォッチマン厩舎)が、ギャラガー Gallagherに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分09秒90(稍重)。さらに2.1/2馬身差の3着にはロードシャナキル Lord Shanakillが入った。
勝ったブッシュレンジャーは、父Danetime、母Danz Danz(その父Efisio)という血統の愛国産馬。今年6月に愛・ティペラリー競馬場の芝5f戦でデビュー勝ちを飾り、3戦目のアングルシーS(愛G3)で重賞初制覇。前走のフィーニクスS(愛G1)はマスタークラフツマン Mastercraftsmanの3着に敗れており、今回がG1初制覇となった。通算成績5戦3勝(重賞2勝)。
なお、鞍上のムルタ騎手は23日の英インターナショナルS(英G1)もデュークオブマーマレード Duke of Marmaladeで制しており、2日連続でのG1勝ちとなった。