札幌記念2025に出走予定のトップナイフ(24年11月撮影、ユーザー提供:あまに煮さん)
「東のレジェンド」横山典弘騎手が、
トップナイフ(牡5、栗東・昆貢厩舎)で札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)の5年ぶり4勝目を狙う。
横山典弘騎手はこれまで札幌記念に24回騎乗。99年にセイウンスカイで初制覇を果たすと、08年には
タスカータソルテ、20年には
ノームコアで勝利。通算3勝は武豊騎手の8勝に次いで、歴代2位タイの数字となる。また、2着が2回、3着が6回あって、複勝率は46%。さらに複勝回収率の102%は武豊騎手の95%を上回っているから凄い。
今年のパートナーは
トップナイフだ。横山典弘騎手とのコンビで多くのビッグレースを制している昆貢厩舎の管理馬。22年のホープフルSなど重賞で2着が4回あり、ここでも実績は引けを取らない。今春に復帰後は2戦連続で2桁着順だが、当時はまだ完調手前の印象だった。それだけに見限るのは早計だろう。
横山典弘騎手とはアンドロメダSぶりのタッグとなる。近2戦で手綱をとった長男・横山和生騎手からの乗り替わりで、父の威厳を見せられるか。札幌記念男の手綱捌きに要注目となる。