「UHB賞」(10日、札幌)
 1〜4着が写真判定となった大激戦を制したのは、果敢にハナを奪った2番人気の
フィオライア(牝4歳、栗東・西園正)。外から追い込んだ2着
レッドヒルシューズとの差はわずか2センチ。積極策が実を結び、オープン初勝利を挙げた。
 写真判定の結果が出た瞬間、鮫島駿は両手を広げて
ガッツポーズ。「ゴールの瞬間は全く分かりませんでしたが、両サイドから馬が来ると踏ん張っているのを感じました。逃げ馬が不在でしたし、最近は結果が出ていなかったので勝つなら思い切った競馬をと思っていました。イメージ通りに運べました」と笑顔で振り返った。