9日、日高町の特設会場で「第5回ポニー輓馬大会」(福島一治大会委員長)が行われ、函館市や日高、十勝、根室、釧路など北海道内の馬産地から集まった力自慢のポニー40頭が出走し、2つの障害が用意された200mのワンターンコースで熱戦を繰り広げた。この日は心配された雨もなく、さわやかな風が吹く絶好の輓馬日和。レースは午前10時から行われ、ポニー輓馬ファンはもとより、地元の家族連れや日高、胆振管内の牧場関係者約300人が、2頭から4頭立てで行われた全17競走の草ばんばを楽しんだ。
出場馬は原則として体高120cm以下のポニーに限定。レースに出走するためには馬体検査が義務付けられ、馬の年齢や体高などでクラスが分けられた。