母は豪G1勝ち馬 モンローウォークが土曜新潟で初陣/関東馬メイクデビュー情報

2025年08月11日 18:30

今週デビュー予定のモンローウォーク(撮影:竹之内元)

 暑熱対策として競走時間帯の拡大で施行されてきた第2回新潟開催の最終週。メイクデビューは土日で計3鞍が組まれている。それぞれの番組に各厩舎の素質馬がスタンバイ。どの馬が勝ち上がるのか注目だ。

【8月16日(土) 新潟芝1600m】

モンローウォーク(牝、父キズナ、母アンフィトリテII、美浦・木村哲也厩舎)

 2023年のノーザンファーミックスセールに上場され、取引価格は6820万円。母は豪G1・MRC1000ギニーを勝っている。ゲート試験に合格してからも在厩のままで乗り込み、調教量は実に豊富。先週の追い切りは長めから年長馬を追走し、弾むようなフットワークで駆け抜けた。「気がいいので、テンションが高まり過ぎないように乗ってきました。いい動きをするし、息も十分にできています」と土田調教助手。鞍上は戸崎圭太騎手が予定されている。

【8月16日(土) 新潟芝1400m(牝馬)】

ジャストマイウェイ(牝、父No Nay Never、母ジャストイマジニング、美浦・国枝栄厩舎)

 祖母のImagineは愛・英のG1を2勝(愛1000ギニー、英オークス)。叔父には日本で種牡馬入りしたヴァンゴッホがいる。「牝馬にしては立派な体をしているし、いいスピードがありそう。気性もいいし、調教の感触どおりなら初戦から動けるんじゃないかな」と国枝栄調教師。鞍上は荻野極騎手が予定されている。

【8月17日(日) 新潟芝1800m】

セントゴーデンス(牡、父ロードカナロア、母ラッキーダイム、美浦・黒岩陽一厩舎)

 叔父に米G1・4勝のMitole、日本で種牡馬入りしたホットロッドチャーリーがいる。「大型馬でフットワークが大きいし、いい脚を長く使いそうなタイプ。芝の中距離向きだと思います」と黒岩陽一調教師。鞍上は三浦皇成騎手が予定されている。

ルージュアリスタ(牝、父コントレイル、母シャーラレイ、美浦・宮田敬介厩舎)

 母は米G1・デルマーオークスを勝っている。「牝馬にしては馬格があるし、いい調教課程を踏めている。ストライドが大きいし、いかにも芝の中距離で良さそう。いい馬です」と宮田調教師。鞍上は丸山元気騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)

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