クラスターカップを制したサンライズアムール(岩手県競馬組合提供)
盛岡競馬の「第30回クラスターカップ」(Jpn3、1200メートル、14頭立て)は11日の11Rで行われ、1番人気の
サンライズアムール(牡6=栗東・小林真也、父
モーリス)が逃げ切って1着。重賞初制覇となった。2着に追い上げて首差迫った7番人気の
キャンディドライヴ(北海道・小野望)、3着は3番人気の
アドバンスファラオ(栗東・森秀)で3連単<4><12><7>は2万5070円(59番人気)だった。武豊が騎乗した3番人気の
チカッパ(栗東・中竹)は4着。
幸英明の落馬負傷による乗り替わりで結果を残した地元・岩手の高松亮(39)は「手放しに喜べることじゃないですけど、この馬のことだけ一生懸命乗りました」と、偽らざる胸中を明かした。
スタートを決めての逃げ切りとなったが、
キャンディドライヴが後方から差を詰めてきたこともあり「後ろから馬が来てたのは分かっていたんで、祈る思いで追ってました」とレースを振り返った。