「札幌記念・G2」(17日、札幌)
サマー2000シリーズの最重要レースであり、秋のG1戦線を見据える有力馬の参戦もある北都のスーパーG2。今年、主役を張るのはデータ班もイチ推しの
ステレンボッシュだ。今春はやや精彩を欠いたが、メンバー唯一のG1馬がここで貫禄の走りを見せ、実りの秋へとつなげたい。
▼傾向(過去10年)
超一流馬の出走もある夏の大一番。ここを
ステップに秋のG1戦線で活躍する馬も多い。
▼人気
1番人気〈0・3・3・4〉
2番人気〈4・1・0・5〉
3番人気〈2・1・0・7〉
4番人気〈0・1・5・4〉
5番人気〈3・0・1・6〉
勝ち馬9頭が5番人気以内も、1番人気はなぜか未勝利。
▼所属
美 浦〈6・2・4・41〉
栗 東〈4・8・6・70〉
▼
ステップ 安田記念〈2・3・1・5〉
函館記念〈2・1・1・30〉
QE2世C〈2・1・0・2〉
目黒記念〈1・1・0・4〉
大阪杯〈1・0・1・6〉
オークス〈1・0・0・0〉
エプソムC〈1・0・0・1〉
宝塚記念〈0・2・2・5〉
ダービー〈0・1・1・3〉
OP競走〈0・0・0・9〉
条件戦〈0・0・0・7〉
勝ち馬8頭が函館記念か、国内外のG1から参戦。
▼前走内容
勝ち馬全頭が1桁着順かつ、負けても0秒9差以内だった。また、同7頭が4番人気以内に支持されていた。
▼性齢
3歳馬〈1・1・1・5〉
4歳馬〈3・0・2・28〉
5歳馬〈3・6・5・25〉
6歳馬〈3・1・1・28〉
7歳以上〈0・2・1・25〉
牝馬は〈2・1・3・19〉とまずまずの成績。未勝利の7歳以上馬は減点。
▼重賞実績
勝ち馬8頭に重賞V実績があり、牝馬の勝ち馬2頭はともにG1を制していた。
▼決め手
逃 げ〈1・1・0・8〉
先 行〈4・3・5・26〉
差 し〈4・4・3・37〉
まくり・追込
〈1・2・2・39〉
勝ち馬8頭が前走の4角を5番手以降で通過していた。
▼注目馬 全項目をクリアしたのは
ステレンボッシュのみ。メンバー唯一のG1馬が、貫禄のVで秋の大舞台へ弾みをつけるか。(記録室)