2025WASJに騎乗予定の横山典弘騎手(撮影:高橋正和)
「東のレジェンド」横山典弘騎手が、
ワールドオールスタージョッキーズの最年長制覇を狙う。
横山典弘騎手は1968年2月23日生まれ、東京都出身の57歳。父は横山富雄元騎手、兄は横山賀一元騎手、長男は横山和生騎手、三男は横山武史騎手。86年に美浦・石栗龍雄厩舎からデビュー。同期には松永幹夫元騎手や熊沢重文元騎手がいる。JRA通算21684戦2983勝。GIは28勝。通算勝利数は武豊騎手に次いで歴代2位。また、JRAでは柴田善臣騎手に次ぐ年長ジョッキーとなる。
今年の
ワールドオールスタージョッキーズには「選考委員会で選出」という形で3回目の参戦を果たす。過去2回を振り返ると、落馬負傷した蛯名正義騎手に代わって急遽の出場だった15年が10位、そして同年の日本ダービー優勝ジョッキーとして挑んだ24年は9位。残念ながら勝利を挙げることはできていない。
今年はJRAから他に北村友一騎手、戸崎圭太騎手、坂井瑠星騎手、横山武史騎手、武豊騎手、C.ルメール騎手が出場するが、もちろん最年長だ。前身のワールド
スーパージョッキーズシリーズも含めると95年、09年に続く3度目の戴冠となるか。その手腕を改めてアピールする史上最年長Vとなることを期待したい。