【AI予想・札幌記念】飛躍の秋へここは負けられない! 海外出走も視野に入れている人工知能の本命馬

2025年08月16日 20:00

札幌記念に出走予定のホウオウビスケッツ(撮影:山中博喜)

 今週の日曜日は、札幌競馬場で札幌記念(GII)が行われます。

 過去10年の札幌記念では、5番人気以内の馬が9勝2着6回3着9回と結果を残しています。上位人気に支持されるような馬はそれだけの実績がある実力馬と言えますし、そのような馬が順当に能力を発揮しているのでしょう。

 札幌記念の1着賞金7000万円はGIIの中では最も高く設定されています。また、定量戦で芝2000mが舞台ということもあり、秋の大舞台を見据える実力馬が多く出走する一戦でもあります。レースレベルはGIにも匹敵するほどですし、その中で好走するには高い能力を備えていることが必要不可欠と言えるかもしれません。

 一方、過去10年の札幌記念で6番人気以下の馬は1勝2着4回3着1回と6頭が馬券に絡んでいます。この内、延べ5頭がGII以上で連対実績のあった馬でした。人気薄でもそれまでの実績からGII以上で格負けしないことを示している馬については、一定の注意が必要と言えそうです。

 はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆飛躍の秋へ負けられない

 今週の札幌記念でAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるホウオウビスケッツでした。

 週初の本命候補にも挙がっていた本馬ですが、最終追い切りや枠順発表後もその評価に変化はなく、AIも太鼓判を押しているようです。

 ホウオウビスケッツは昨夏の巴賞(OP)でオープン初勝利を挙げると、続く函館記念(GIII)も制し重賞初制覇を達成するなど一気に素質が開花。秋も毎日王冠(GII)2着、好メンバーが揃った天皇賞(秋)(GI)でも3着など、一線級相手に善戦と充実の一年となりました。

 さらなる活躍が期待された今年ですが、ここまで3戦してまさかの未勝利。ただ、3走前の中山金杯(GIII)での9着はトップハンデに加えて大外枠と厳しい条件下での一戦。金鯱賞(GII)では勝ち馬とハナ差の2着。前走の大阪杯(GI)はスタート直後こそハナに立っていましたが、途中から先頭を奪われる厳しい形に。それでも2番手追走から5着と掲示板は確保。近3走は勝ち切れていませんが、敗因は明確ですし悲観する内容ではありません。

 この中間は5月末から美浦で乗り込まれており、北海道へ移動してからも順調に調整が進められているようです。最終追い切りも札幌の芝コースで手ごたえ十分の動きを見せていましたし、十分に力を出せる状態に仕上がっているように思えます。

 今年の秋は国内のビッグレースはもちろんですが、陣営は暮れの香港への出走も視野に入れているそうです。それだけに陣営も力が入っているでしょうし、飛躍の秋へ向けてここは負けられない一戦と言えるのではないでしょうか。

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