アロヒアリイ(c)netkeiba、撮影:下野雄規
16日(土)にフランスの
ドーヴィル競馬場で行われたギヨームドルナノ賞(G2)に
アロヒアリイ(牡3歳 美浦・田中博康厩舎)が出走し、逃げ切って重賞初制覇を飾った。レース後の関係者のコメントは以下の通り。
クリストフ・ルメール騎手
「このレースを勝つことができてすごく嬉しいです。久しぶりの
ドーヴィルでの競馬だったこともあり、今日勝つことができた事は本当に嬉しいです。馬はとても強かったです。道中は冷静に走ってくれて呼吸も完璧だったので、直線でもすごく良い反応をしてくれました。凱旋門賞では馬のレベルも違いますし、競馬場も
ドーヴィルとは違いますが、とても強い勝ち方をしたので凱旋門賞でも勝負になると思いますし、挑戦する価値は十分にあると思います。
ドーヴィルで日本馬が優勝したということで、皆さん喜んでいただければと思います。今日は本当にありがとうございました」
田中博康調教師
「まずはこのレースを勝つことができて非常に嬉しく思います。レースでは、必ず逃げなければならないとは考えていませんでしたが、このメンバーでこの頭数で内枠を引いたということで、選択肢の一つとしては考えていました。この馬は4ヶ月ぶりの出走だったのですが、正直なところ出国して現地に着いてからとても順調にいったとは言えない中で、この馬の力と、担当者がしっかりこの馬に向き合ってベストを尽くしてくれたこともあって、絶好調というところまでは持ってこれてはいないなという状態でしたが、走れる状態ではあるなとは思っていました。このレースの内容や結果次第で凱旋門賞にいくというプランでフランスに来ているので、まずは良い内容で勝てて良かったなと思います」
(JRA発表)