長岡S2025に出走予定のオープンファイア(22年10月撮影、ユーザー提供:ナオンタスさん)
ディープインパクト産駒の最終世代となる
オープンファイア(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が、日曜新潟9Rの長岡ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1600m)で2年11カ月ぶりの勝利を狙う。
オープンファイアは父ディープインパクト、母ゴーマギーゴー、母の父Ghostzapperの血統。名馬であり名種牡馬の父にとって、国内に6頭しかいない最終世代の1頭。一方の母は米のG2を2勝している。また、半妹の
ゴーソーファーは今年のフラワーCの3着馬。21年のセレクトセール1歳では同年の同部門の最高価格タイとなる3億円(税抜)で取引された。
ここまで10戦1勝。22年9月にデビュー勝ちを果たすと、アイビーSが
チャンスザローゼスの3着、きさらぎ賞が
フリームファクシの2着と、強敵相手に好勝負を続けた。しかし、その後は故障で長期休養へ。復帰後は3勝クラスで7戦したものの4着が最高で、とりわけ近2戦は2桁着順に終わっている。
苦しい時期が続くが、このまま終わるわけにはいかない。舞台は初の新潟。鞍上に初コンビとなる田口貫太騎手を迎え、待望の復活Vといきたい。