クロワデュノールの調教を終え、斉藤崇史調教師(左)に話す北村友一騎手(カメラ・朝田 秀司)
クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父
キタサンブラック)が仏遠征に向け順調に乗り込みを消化している。8月21日は主戦の北村友一騎手が騎乗し栗東・CWコースで
ルシフェル(4歳3勝クラス)と併せ馬。6ハロン85秒6―10秒8とラストはこの馬らしい力強い伸び脚で併入した。
「動きとしては、気になるところもなかったですし、いい状態。どこも崩れていないのが評価できますし、それが一番。暑いなか帰ってきましたが、体調が整っているのは良かった」。日本ダービー以来、久々に手綱を執った鞍上から笑顔がこぼれた。
調教後、検疫入り。27日に国内最終追いを行い、29日に出国する予定になっている。前哨戦として
プランスドランジュ賞・G3(9月14日、パリロンシャン競馬場・芝2000メートル)を
ステップに、凱旋門賞・G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)に向かう。