8月28日(木)に行われるブリーダーズゴールドカップ(3歳上牝・JpnIII・ダ2000m)で、注目の初顔合わせが実現する。9戦8勝で同レース連覇を狙う
オーサムリザルト(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)と、無傷5連勝で牡馬相手にオープン特別勝ちした
ダブルハートボンド(牝4、栗東・大久保龍志厩舎)が激突する。
オーサムリザルトは父
Justify、母Blossomed、母の父Deputy Ministerの血統。22年11月のデビュー戦から、昨年のBCディスタフ出走取消を挟み、今年2月のクイーン賞まで無傷8連勝を飾った。前走のエンプレス杯は直線で伸びきれず、勝った
テンカジョウからアタマ差遅れたが、3着馬には4馬身差を付けており、決して底が割れた印象はない。
いっぽうの
ダブルハートボンドは父
キズナ、母パーシステントリー、母の父Smoke Glackenの血統。初陣は昨年8月の3歳未勝利戦となったが、その後の活躍はまさに“遅れてきた大器”を思わせる。オープン特別の三宮Sまで無傷5連勝。着差こそ徐々に小さくなっているが、前走は牡馬相手、しかも1000m通過59.5秒の流れを2番手から押し切ったもので、強い内容だった。
今後のローテは不明だが、秋に控えるJBCレディスCやBCディスタフに向けて、見逃せない一戦になることは間違いない。まずはラ
イバルを封じて、両馬とも勢いに乗りたいところだ。