8月23日(土)は中京・新潟・札幌の3場開催。22日正午の馬場状態は、新潟と中京が芝ダートともに良、札幌が芝良・ダート稍重となっている。
■BSN賞は
ジャスパーロブストがOP初勝利を狙う
新潟11Rはダート1800mのBSN賞(L)。
ジャスパーロブストは、前々走の鶴ヶ城Sで鮮やかな逃げ切り勝ちを収めると、昇級初戦となる前走の阿蘇Sでも2着に好走し、既にOPにも目処を立てた。今回は相手が揃うが、OP初勝利も十分。対するは、前走・平安Sで3着の
レヴォントゥレット、近2走がGIIIで4着、5着の
ブレイクフォースなど。
■WASJ第2戦は
フクノブルーレイクが自己条件で巻き返す
札幌11Rは芝2000mのWASJ第2戦(3勝)。
フクノブルーレイクは、近2走が大敗も、3走前のス
プリングSで2着しているように素質は確か。ここでは当然上位の存在で、確実な勝ち上がりが期待される。対するは、前走が快勝だった
スピードリッチ、条件が合いそうな
ルカランフィーストなど。
■伊賀Sで
エストレヤデベレンが巻き返しを狙う
中京11Rはダート1400mの伊賀S(3勝)。
エストレヤデベレンは、休み明けの前走・桶狭間Sで2着。改めて現級での力上位を示した。このメンバーに入っても力上位で、勝ってOP入りを狙う。対するは、前走を快勝してダートでの
スピードを改めて示した
ドラゴンウェルズ、昇級初戦で前走の勝ちっぷりが良かった
ワイワイレジェンドなど。
■岩室温泉特別は
パラサイコロジーが中心
新潟9Rはダート1200mの岩室温泉特別(2勝)。
パラサイコロジーは、前々走の中山3歳未勝利戦を圧勝すると、前走の3歳以上1勝クラスも快勝して連勝を飾った。ダート短距離で安定した成績を残しており、勢いそのままにここも突破するか。対するは、前走の出雲崎特別でクビ差2着の
ダズリングダンス、休み明けを叩かれた
セントラルヴァレーなど。
■有松特別で
テラメリタが上位進出を狙う
中京10Rは芝1600mの有松特別(2勝)。
テラメリタは、前々走の舞子特別で2着、前走の豊栄特別でも2着と、惜しい競馬が続いている。現級では力上位で、ここで決めて3勝クラスへ進みたいところ。対するは、前走2着の
オトコギアンパン、自己条件で巻き返しを狙う
モンテシートなど。
■クローバー賞は
スターオブロンドンがOP勝ちを狙う
札幌9Rは芝1500mのクローバー賞(OP)。
スターオブロンドンは、2走前の新馬戦をダート1000mで快勝し、前走の函館2歳Sでは芝に替わって5着と善戦した。今回は初の芝1500mとなるが、末脚は確かで、能力は十分に通用する。対するは、同条件の新馬戦を快勝した
ドルチェミスト、函館2歳S11着から巻き返しを期す
エスカレイトなど。
■札幌7Rは
エフォートレスと
デアリングエアに注目
札幌7Rは芝1500mの3歳以上1勝クラス。
エフォートレスは、前々走と前走で連続して2着。堅実だが勝ち切れない競馬が続いている。ただ、戦ってきた相手も強く、ここは決めたいところだ。対するは、三冠牝馬
デアリングタクトの全妹
デアリングエア、前走が新馬戦以来の長期休養明けで4着の
メリディアンスターなど。
■札幌5Rの新馬戦で
クリノプレミアムの半妹
アンデルストープなどがデビュー
札幌5Rは芝1500mの新馬戦。半姉に22年中山牝馬Sを勝った
クリノプレミアム(父
オルフェーヴル)がいる、
インディチャンプ産駒の
アンデルストープが丹内祐次騎手でデビューする。
■中京6Rの新馬戦で
ラーゴブルーの仔
レッドフレーザーなどがデビュー
中京6Rはダ1800mの新馬戦。19年マリーンC(JpnIII)を勝った
ラーゴブルーの仔で、セレクトセール当歳7000万円(税抜き)で
ドレフォン産駒の
レッドフレーザーが高杉吏麒騎手でデビューする。
■節目の勝利までわずか
・田口貫太騎手はJRA通算100勝まであと1勝、中京で6鞍に騎乗。
・原優介騎手はJRA通算100勝まであと2勝、新潟で5鞍に騎乗。
■千田輝彦調教師の
バースデー
23日は千田輝彦調教師の56歳の
バースデー。当日の管理馬は中京で2頭がスタンバイしている。