「キーンランドC・G3」(24日、札幌)
2番人気の
パンジャタワーが鮮やかに差し切り、重賞3勝目を飾った。2着には4番人気の
ペアポルックス、3着には3番人気の
カルプスペルシュが入った。
G1馬の貫禄を見せつけた。中団でじっくり構えた
パンジャタワーは、最後の直線で外に持ち出すと、一気にスパート。迫力ある走りで他馬を抜き去った。前走で9番人気ながらNHKマイルCを制したが、フロックではないことを証明した。
この勝利で全10場重賞制覇を達成した松山は「何とか札幌で達成できてうれしいです」と笑顔。「G1馬として恥ずかしい競馬はできないなと」という気持ちで臨んだが、「前に馬を置いて後ろの外めから理想の競馬ができた。非常に強かったと思います」と胸を張った。
次戦は
オーストラリアの高額賞金レース・
ゴールデンイーグル(11月1日)に出走する予定。松山は「いい前哨戦になったと思います」とうなずいた。