名馬アロゲート(Arrogate)の甥となるレッドラージャ(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、日曜中京5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを狙う。

　レッドラージャは父コントレイル、母ボインビューティー、母の父Giant's Causewayという血統。姉のルージュスタニングはJRAで3勝の現役馬。伯父のArrogateは16年のトラヴァーズS、BCクラシック、17年のペガサスワールドC、ドバイワールドCの勝ち馬。テイエムオペラオーを抜いて、当時の獲得賞金世界一になったことで知られる。種牡馬としても初年度から活躍馬を輩出したものの、20年に7歳で早世した。

　ここまで坂路とCWを併用し、時間をかけて乗り込まれてきた。1週前のCW追いでは格上の古馬2頭に先着。血統馬らしいポテンシャルを示している。姉のルージュスタニングに続くデビュー勝ちで、クラシック候補誕生となることを期待したい。