「紫苑S・G2」(9月7日、中山)
秋華賞へ向けて、桜花賞3着馬
リンクスティップが戦列に復帰する。オークス5着後に左前脚の骨折が判明したが、幸いにも軽度で、秋の前哨戦に間に合った。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で6F81秒0-11秒0をマークし、0秒1先着。骨折の影響はみじんも感じられない。実力は世代上位。ラスト1冠に向けて、V発進で弾みをつけたい。
上がり32秒4の鬼脚で差し切り勝ちを決め、中郷特別で古馬を撃破した
エストゥペンダ。春は重賞で3、3、4着とあと一歩のところで賞金が加算できず、クラシックの舞台に上がれなかったが、ひと皮向けた勝ちっぷりだった。春の実績馬にどこまで迫れるか注目したい。
1勝クラスを2馬身差で完勝した
ダノンフェアレディ。2歳時はクラシック候補の呼び声が高かった逸材だが、脚部不安を発症して休養へ。復帰後2戦も結果が出なかったが、立て直されて本調子を取り戻した。春のうっぷんを晴らして、秋はG1の舞台に立つ。
カーネーションCで2勝目を手にした
ジョスラン。デビュー戦快勝後のフラワーCは4着に敗れたが、自己条件できっちりVを決め、秋に備えた。全兄はG1・3勝馬
エフフォーリア。将来性豊かな素質馬が本番への切符をもぎ取って、牝馬3冠最終戦へ駒を進める。
反転攻勢の秋へ。忘れな草賞勝ち馬
サヴォンリンナがスタンバイ。オークスは道中で行きたがる場面もあり、直線でスタミナ切れ。17着と大敗を喫したが、2戦2勝の芝2000メートルで本領発揮といく。