「
セントウルS・G2」(7日、阪神)
サ
マースプリントシリーズの最終戦。G1に向けた重要な前哨戦でもあり、各世代から
スピード自慢が集まった。データ班がイチ押しするのは、
カルチャーデイ。復調ムードの漂う4歳牝馬が、17&18年覇者
ファインニードルとの父子制覇で、逆転でのシリーズ優勝なるか-。
▼傾向(過去10年)
99年までは7F戦。スプリンターズSの施行時期が暮れから秋に変更された00年から6F戦に。また、サ
マースプリントシリーズが始まった06年にG2へ昇格した。
▼人気
1番人気〈7・1・0・2〉
2番人気〈1・4・1・4〉
3番人気〈0・0・1・9〉
4番人気〈0・1・3・6〉
5番人気〈0・0・2・8〉
1番人気の信頼度は抜群。
▼
ステップ 北九州記念〈2・3・3・40〉
京王杯SC〈2・0・0・2〉
チェアマンズSP〈1・1・0・0〉
高松宮記念〈1・1・0・2〉
安田記念〈1・0・1・5〉
NZT〈1・0・0・0〉
ヴィクトリアM〈1・0・0・3〉
キーンランドC〈1・0・0・3〉
OP競走〈0・0・2・24〉
準OP〈0・0・0・4〉
勝ち馬全頭がサ
マースプリントシリーズ(千二戦)の転戦組か、G1&2からの参戦馬だった。
▼前走内容
勝ち馬8頭が8着以内。また、同9頭が8番人気以内だった。
▼性齢
3歳馬〈1・3・1・10〉
4歳馬〈5・1・1・23〉
5歳馬〈4・3・3・27〉
6歳馬〈0・2・4・34〉
7歳以上〈0・1・1・27〉
9勝を占める4&5歳馬が中心。牝馬は〈3・4・4・41〉とまずまず。
▼所属
栗東〈8・9・10・97〉
美浦〈2・1・0・24〉
栗東所属馬狙いが正解。
▼重賞実績
勝ち馬9頭が重賞ウイナーだった。
▼決め手
勝ち馬9頭が前走の4角(直線競馬出走馬は残り3F地点)を5番手以内で通過するか、最速上がりをマークしていた。
▼注目馬 減点なしは2頭だが、過去10年で最多の5勝を誇る4歳馬の
カルチャーデイを中心視。勝ち鞍のある阪神芝6F戦で重賞2勝目といく。(記録室)
〈1週前診断〉栗東CWで6F85秒6-11秒7(馬なり)を記録。前半はゆったりと入って半マイルから加速すると、直線は余力十分に伸びてきた。前走(CBC賞5着)を使われて動きが良化しており、気配そのものも上向いている。
◆サ
マースプリントシリーズ優勝の行方 優勝するには1勝+13点以上が条件。現時点で条件を満たすのは、13点で1位の
インビンシブルパパ。今回登録のある現在5点の
ウイングレイテスト、
テイエムスパーダ、
ヨシノイースター、4点の
アブキールベイ、3点の
カルチャーデイ、2点の
モズメイメイは1着ならG2で12点が加算されて逆転でVが決まる。現在1点の
グランテスト、
ジャスティンスカイは1着なら同点優勝になる。