新潟2歳S、セイウンワンダーが最後方から大外一気

2008年09月07日 15:45

 7日、新潟競馬場で行われた第28回新潟2歳S(2歳、GIII・芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気セイウンワンダー(牡2、栗東・領家政蔵厩舎)が、道中は最後方を追走。直線で外ラチ沿いを一気に伸び、15番人気ツクバホクトオーに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒4(不良)。さらにハナ差の3着には4番人気バンガロールが入った。

 勝ったセイウンワンダーは、父グラスワンダー、母セイウンクノイチ(その父サンデーサイレンス)という血統。今年のJRAブリーズアップセールにて最高価格となる2600万円(税抜)で落札されている。

 6月21日のデビュー戦(阪神・芝1600m)は逃げたツルマルジャパンに1/2馬身差まで詰め寄って2着。2戦目となった前走の未勝利(阪神・芝1600m)では単勝1.1倍の圧倒的1番人気に応え、6馬身差の圧勝で初勝利を飾っていた。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。

 鞍上の岩田康誠騎手はキンシャサノキセキで制した函館スプリントS(GIII)に続く今年のJRA重賞10勝目で、通算21勝目。新潟では初の重賞制覇となる。また、管理する領家政蔵調教師はチアズメッセージで制した04年京都牝馬S(GIII)以来のJRA重賞制覇で、通算11勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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