7日、韓国のソウル競馬場で行われたコリアカップ(3歳上・G3・ダ1800m)は、矢野貴之騎手騎乗の
ディクテオン(セ7、大井・荒山勝徳厩舎)が優勝。先行集団と離れた位置から徐々に差を詰め、直線で外に出して差し切った。勝ちタイムは1分50秒8。
2着はチェンチェン
グローリー(セ5、香港・K.ルイ厩舎)。初ダートながら直線で
ラムジェット(牡4、栗東・佐々木晶三厩舎)を競り落としたが、ゴール前で
ディクテオンに差し切られた。
ラムジェットは3着。
また、
ドゥラエレーデ(牡5、栗東・池添学厩舎)は5着という結果だった。
勝った
ディクテオンは父キングカメハメハ、母メーデイア、その父キングヘイローという血統。地方馬の海外重賞制覇は
コスモバルクの2006年シンガポール航空国際C以来、19年ぶり2頭目(ダート重賞では初)。日本馬としては23・24年の
クラウンプライドに続くコリアカップ3連覇となった。