2歳未勝利に出走予定のギャラボーグ(今年8月撮影、ユーザー提供:焙 烙さん)
22年のNHKマイルCを制した
ダノンスコーピオンの全妹となる
ギャラボーグ(牝2、栗東・杉山晴紀厩舎)が、土曜阪神3Rの2歳未勝利(芝1800m)で初勝利を狙う。
ギャラボーグは父
ロードカナロア、母レキシールー、母の父
Sligo Bayの血統。母は14年のカナダの年度代表馬。全兄の
ダノンスコーピオンは22年のNHKマイルCとアーリントンCの覇者。JRAでデビューした他の兄姉3頭も全て勝ち上がっている。馬名の意味由来は「アイルランドの河川名」。ロードサラブレッドオーナーズにおいて総額5500万円で募集された。
ここまで1戦0勝。8月に新潟芝1800mでデビュー。道中は先団の外で脚をためて直線へ。逃げ切った1番人気の
オルネーロには届かなかったものの、渋太く脚を使って2着を確保。完敗だったが、合格点の内容ではあった。
迎える2戦目の今回、初戦が緩さを感じさせる仕上げだったので、上積みは大きいはず。直線の長い阪神芝1800mも大歓迎。引き続き川田将雅騎手を鞍上に迎え、負けられない一戦となる。