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10レースに連続騎乗後、翌日のレースに向け足早に北海道へ…過酷な環境下で結果を残す松山弘平騎手の精神力

2025年09月20日 16:00

大粒の汗を拭う松山弘平騎手

◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 8月23日、中京競馬場のウィナーズサークルで松山弘平騎手(35)はしたたる汗を拭いながら、メインレースの表彰を受けていた。この日、1Rと12R以外の連続10レースに騎乗し、3勝を挙げた。暑熱対策として3時間の昼休みを設けた2部制が8月1週目から4週間開催されたが、この週からは通常開催で文字通りの連続騎乗だった。

 以前、関係者から松山騎手は夏に調子が良くなると聞き、暑さ対策をしているのかと尋ねたことがある。答えは意外だった。「正直、人間に好不調はあまりない。走るのは馬」。体重制限があるため、食事で暑さ対策はできないという。朝食は体重管理に問題がなければバナナを1本食べるくらい。昼食は食べない。基本的にレースの日は一日一食で臨んでいるそうだ。ちなみに2部制の際は、普段なら夕食を食べる午後5時頃にレースが行われているので、少し空腹の中、騎乗している時もあるという。

 表彰式後に話を聞きたかったが、翌日の札幌競馬場でのレースに向けて足早に北海道へ移動してしまった。そして彼は同24日の重賞でも勝った。いくら走っているのが馬とはいえ、過酷な環境下で力を発揮する精神力にはあらためて驚かされた。

 カメラマンの撮影現場も厳しい条件であることが多いが、それ以上にハードな環境で結果を残す松山騎手。大粒の汗を拭う姿に身の引き締まる思いだった。(写真担当・岩川 晋也)

 ◆岩川 晋也(いわかわ・しんや)2025年入社、写真担当。競馬取材歴は約10年。

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