京成杯オータムH、キストゥヘヴンが桜以来の勝利

2008年09月14日 15:45

 14日、中山競馬場で行われた第53回京成杯オータムH(3歳上、GIII・芝1600m)は、藤田伸二騎手騎乗の3番人気{horse=2003101040:キストゥヘヴン}(牝5、美浦・戸田博文厩舎)が、中団追走から直線に向いて伸びると、内で踏ん張る10番人気レッツゴーキリシマを1.1/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分32秒1(良)。さらに3/4馬身差の3着には後方から追い込んだ2番人気ステキシンスケクンが入り、1番人気リザーブカードは6着に敗れた。

 勝ったキストゥヘヴンは、父アドマイヤベガ、母はJRA1勝のロングバージン(その父ノーザンテースト)。伯母にロンググレイス(エリザベス女王杯)がいる血統。04年HBAオータムセール1歳にて970万円(税抜)で落札されている。

 05年12月のデビューから4戦目で初勝利。フラワーC(GIII)で重賞初制覇を飾ると、続く桜花賞も制し、3連勝でGIタイトルを手にした。その後は勝利から遠ざかっていたものの、今年に入って京都牝馬S(GIII)3着、中山牝馬S(GIII)3着、京王杯スプリングC(GII)2着など重賞で善戦を繰り返しており、今回が桜花賞以来約2年5か月ぶりの勝利となった。通算成績23戦4勝(うち海外1戦0勝、重賞3勝)。

 鞍上の藤田伸二騎手はエイジアンウインズで制したヴィクトリアマイル(GI)に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算77勝目。管理する戸田博文調教師はミヤビペルセウスで制した昨年の新潟ジャンプS(JGIII)以来のJRA重賞制覇で、通算では5勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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