20日の阪神3R・2歳新馬(ダート1200メートル)は、1番人気の外国産馬
タカスタカスタカス(牡、栗東・藤原厩舎、父
モアスピリット)が逃げ切った。
スピードの違いで難なくハナを奪うと、直線もしぶとく伸びて2着馬の猛追を首差でしのいだ。「調教通りの走りでよく頑張ってくれた」と坂井。藤原調教師は「素晴らしい。すべてが
パーフェクト。高須オーナーの名前が効いているね」と称賛した。
高須クリニック院長・高須克弥氏の個人名義として初の所有馬。今年3月に米国のトレーニングセールで45万ドル(約6800万円)で落札したオーナーはレース前に自身のXで「損はさせないつもりです」と記しており、勝利後には「損はさせなかったでしょ?
タカスタカスタカスが皆さんの金脈になれますよう」などと呼びかけ、今後の活躍を願った。