現地時間14日、仏・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞の前哨戦・ニエル賞(3歳牡牝、仏G2・芝2400m、7頭立て)は、I.メンディザバル騎手騎乗の1番人気ヴィジョンデタ Vision D'Etat(牡3、仏・E.リボー厩舎)が、イデアルワールド Ideal Worldにハナ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分27秒40(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着にはセンテニアル Centennialが入った。
勝ったヴィジョンデタは、父Chichicastenango、母Uberaba(その父Garde Royale)という血統の仏国産馬。06年アルカナセールにて3万9000ユーロで落札されている。昨年9月のデビュー戦から前走の仏ダービー(仏G1)まで無傷の5連勝中だった。通算6戦6勝(重賞2勝)。