2024年の高松宮記念に勝ち、今秋のスプリンターズSを目標に調整されながらも脚部不安を発症し、10月1日に競走馬登録を抹消された
マッドクールが7日午前、北海道新冠町の優駿スタリオン
ステーションに入厩した。
2026年シーズンから種牡馬生活に入る。
2019年生まれの愛国産馬。同年の当歳市場にて
Katsumi Yoshida氏によって225,000ユーロで落札され、栗東の池添学厩舎から3歳1月にデビュー。初勝利まで3戦を要したが、初勝利から4連勝でオープン入りを果たすと、重賞初挑戦となった4歳シーズン初戦の
シルクロードSで3着と健闘し、同年秋のスプリンターズSでは勝った
ママコチャからハナ差の惜敗。昨年の高松宮記念において重賞初勝利をGI競走の大舞台で飾っている。通算成績は17戦6勝2着2回3着3回(海外2戦含む)。
事務局の(株)優駿では「芝のトップス
プリンターというだけではなく、父は昨年の英愛チャンピオンサイアー。その後継種牡馬を迎え入れることが出来て嬉しいです。無事にシーズンを迎えられるようにしっかりと管理したい」と期待に胸を膨らませている。