CWコースを軽快に駆け抜けるセキトバイースト(カメラ・高橋 由二)
◆第1回アイルランドトロフィー・G2(10月12日、東京競馬場・芝1800メートル=1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権)追い切り=8日、栗東トレセン
重賞連勝を狙う
セキトバイースト(牝4歳、栗東・四位洋文厩舎、父
デクラレーションオブウォー)がシャープな伸び脚を見せた。CWコースで半マイルから追われ、機敏な脚さばき。馬なりのまま加速ラップで駆け抜け、52秒0―11秒3をマークした。四位調教師は「元気一杯だね。近くで見ていたけど、すごいね」と活気あふれる様子に満足げだった。
都大路S・リステッドでオープン初勝利を挙げると、続く府中牝馬で重賞初制覇。四位師は「3歳の頃は必死でムキになって走っちゃうところがあったけど、上手に競馬できるようになった」と成長を実感している。勢いのまま、アイルランドT初代王者の称号も取りに行く。