24年のエリザベス女王杯で2着に入ったほか、重賞2勝を挙げた
ラヴェル(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が8日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道安平町のノーザン
ファームで繁殖馬になる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。
同馬は父
キタサンブラック、母サンブルエミューズ、母の父ダイワメジャーの血統。半姉はGI馬
ナミュールで、近親には
マルシュロレーヌや
バーデンヴァイラーなどがいる良血の生まれ。
22年に新馬、アルテミスSを連勝し、翌年には牝馬三冠にも駒を進めた。桜花賞、秋華賞はともに11着だったが、オークスでは4着に入っている。しばらく勝ち星から遠ざかったが、24年のエリザベス女王杯で2着と見せ場をつくると、続くチャレンジCで2つ目のタイトルを獲得した。今年6月の府中牝馬Sがラストランとなり、通算成績は17戦3勝(うち重賞2勝)。
(JRAのホームページより)