デビュー戦を勝利で飾ったウィッキドピケット(カメラ・荒牧 徹)
10月11日の東京4R・2歳新馬(ダート1400メートル=16頭立て)は、積極的にレースの主導権を握った
ウィッキドピケット(牡2歳、美浦・林徹厩舎、父
モーニン)が、最後まで後続の追撃を許さず圧勝した。勝ち時計は1分25秒4(稍重)。
前半3ハロン36秒2の逃げに持ち込むと、直線坂下あたりからのアクションに応えて、後続を6馬身突き放した。津村明秀騎手は「攻め馬に乗って、緩さやハミ受けに課題を感じていたが、このパフォーマンス。後ろを離したし、これからが楽しみ」と素質の高さに太鼓判。
林調教師は「内容が良かったですね。スタートも速くていい競馬でした。これだけの勝ち方をしてくれましたので、次にどこを使うかはオーナーの意向に沿う形で考えていきます」と今後の活躍に期待を込めた。