10月12日(日)は東京・京都の2場開催となっている。
■アイルランドTで
ボンドガールが悲願の重賞制覇を狙う
東京11Rは芝1800mのアイルランドT(GII)。
ボンドガールは秋華賞2着馬で重賞でも堅実に走っているが、まだ重賞勝利がない。ヴィクトリアマイルでは16着と大敗したが、前走の関屋記念では2着と即巻き返していて、ここでも能力は上位。悲願の重賞制覇を狙う。対するは現在2連勝中で勢いに乗る
セキトバイースト、前々走で福島牝馬Sを制した
アドマイヤマツリ、前走の関屋記念で重賞初制覇した
カナテープなど。
■太秦Sで
ジンセイがOP初勝利を狙う
京都11Rはダート1800mの太秦S(OP)。
ジンセイは3走前の観月橋Sを勝利してOP入り。昇級後の前々走の平安S、前走の
シリウスSと重賞で連続4着と健闘している。OPクラスでも通用する力は示しており、待望のOP初勝利を狙う。対するはGIで3着の実績があるハピ、ここに入れば実績上位の
タイセイドレフォンなど。
■京都12Rで
ローブティサージュの仔
ラトラースが連勝を狙う
京都12Rは芝1600mの3歳上1勝クラス(1勝)。GI馬
ローブティサージュの仔
ラトラースはなかなか勝ち切れなかったが、前走で早めに動いて押し切り、初勝利を挙げた。強い勝ち方で、これで軌道に乗るか。連勝を狙う。対するは同じく未勝利を勝ち上がった
シャイフ、堅実な
ワンモアスマイルなど。
■テレビ静岡賞で
ペプチドタイガーがクラス突破を狙う
東京10Rはダート1400mのテレビ静岡賞(3勝)。
ペプチドタイガーは4走前の鳴門S、前々走の麦秋Sでそれぞれ2着に入るなど、現級で安定した走りを見せている。前走の桶狭間Sは4着だったが、得意の東京コースに戻れば巻き返しは必至。クラス突破に期待がかかる。対するは前走で2勝クラスを勝ち上がった
トクシーカイザー、昇級初戦の前走で好走した
ワイワイレジェンドなど。
■三年坂Sで
マイネルチケットがOP入りを狙う
京都10Rは芝1600mの三年坂S(3勝)。
マイネルチケットは5走前の京王杯2歳Sで2着の実績があり、GIのNHKマイルCにも出走した実力馬。前々走の豊明Sは4着、前走の仲秋Sは2着と、3勝クラスでも上位争いを続けている。ここで勝ち切ってOP入りを果たすか。対するは重賞5着の実績を持つ
エポックヴィーナス、前走で石和特別を快勝した
ブエナオンダなど。
■鷹巣山特別で
マテンロウバローズが自己条件と距離短縮で巻き返す
東京9Rは芝1600mの鷹巣山特別(2勝)。
マテンロウバローズは3走前のこぶし賞を勝ち上がり、続くス
プリングSでは4着と重賞でも好走。前走の青葉賞は13着と大敗したが、今回は自己条件かつ得意のマイル戦に戻る。休養を挟んで立て直された今回は、好勝負必至だろう。対するは昇級初戦の前走で2着と好走した
ドーンコーラス、同じく前走2着の
ストレイトトーカーなど。
■円山特別で
アメリカンビキニがクラス突破を狙う
京都9Rはダート1200mの円山特別(2勝)。
アメリカンビキニは芝でも好走していたが、ダートに戻した前走で2着。米国遠征したこともあるだけにダート適性は高い。ひと叩きされた今回はさらに前進が見込め、クラス突破を狙う。対するは現在2連勝中と勢いに乗る
ウルスクローム、現級で安定した走りを見せる
プレアデスグループなど。
■東京8Rで
アロンズロッドが約8カ月ぶりに実戦復帰
東京8Rは芝2400mの3歳上1勝クラス(1勝)。GI・9勝を挙げた
アーモンドアイの仔
アロンズロッドが約8カ月ぶりに実戦復帰。前走で負かした
インパクトシーは後にGIIIのラジオNIKKEI賞で3着している。ここに入っても力上位で、ここからの飛躍が期待される。対するは距離延長の前走が強かった
レッドヴァリアート、長期休養明けの前走で2着の
サンライズガッツなど。
■東京5Rの新馬戦で
イクイノックスの全妹
イクシードなどがデビュー
東京5Rは芝2000mの新馬戦。全兄に23年
ジャパンCなどGI6勝を含む重賞7勝を挙げた
イクイノックス(父
キタサンブラック)、半兄に21年ラジオNIKKEI賞を勝った
ヴァイスメテオール(父キングカメハメハ)がいる、
イクシードがC.ルメール騎手でデビューする。また、全姉に24年中山牝馬Sを勝った
コンクシェル(父
キズナ)がいる、
キズナ産駒の
エンジェルボイスが三浦皇成騎手でデビューする。
■京都5Rの新馬戦でセレクトセール3億3000万円の
ボンボンベイビーなどがデビュー
京都5Rは芝2000mの新馬戦。ここで高額馬や良血馬が多数デビューする。
・セレクトセール当歳3億3000万円(税抜き)、
コントレイル産駒の
ボンボンベイビーが坂井瑠星騎手でデビューする。
・セレクトセール1歳2億円(税抜き)、半兄に24年ニュージーランドTを勝った
エコロブルーム(父ダイワメジャー)、全兄に21年きさらぎ賞を勝った
ラーゴム(父
オルフェーヴル)がいる、
オルフェーヴル産駒の
ショウナンバンライが池添謙一騎手でデビューする。
・半姉に18年フィリーズレビューを勝った
リバティハイツ(父キングカメハメハ)がいる、
エピファネイア産駒の
シュプリームレルムが西村淳也騎手でデビューする。
・21年北九州記念(GIII)を勝った
ヨカヨカの仔で
キズナ産駒の
ヨカオウが古川吉洋騎手でデビューする。
・セレクトセール当歳9400万円(税抜き)
エピファネイア産駒の
ヴィサージュが藤岡佑介騎手でデビューする。
■東京4Rの新馬戦でセレクトセール1億9000万円の
スーホ、
コスタノヴァの半弟
ガイストライヒなどがデビュー
東京4Rはダ1300mの新馬戦。半兄に25年フェブラリーSなど、重賞2勝を挙げた
コスタノヴァ(父
ロードカナロア)がいる、
マクフィ産駒の
ガイストライヒがC.ルメール騎手でデビューする。また、セレクトセール1歳1億9000万円(税抜き)
モーリス産駒の
スーホが戸崎圭太騎手でデビューする。
■地方競馬で3重賞
・帯広競馬場では20時00分にナナカマド賞(重賞)が行われ、前走で4勝目を挙げた
キョウエイジェットなどが出走する。
・盛岡競馬場では17時15分に
ネクストスター盛岡(重賞)が行われ、無傷2連勝中の
ディオニスなどが出走する。
・金沢競馬場では17時05分に金沢シンデレラカップ(重賞)が行われ、前走で園田プリンセスCを勝った
ココキュンキュンなどが出走する。