東京3Rを制したチャリングクロス(撮影・園田高夫)
日曜の東京は“良血馬祭り”となった。3Rの2歳未勝利戦(芝2000メートル)を今年のダービー馬
クロワデュノールの全弟
チャリングクロス(牡2歳、父
キタサンブラック、美浦・奥村武)が制すると、5Rの新馬戦(芝2000メートル)ではG1・6勝馬
イクイノックスの全妹
イクシード(牝2歳、父
キタサンブラック、美浦・木村)が、兄をほうふつとさせる抜群の瞬発力を発揮してデビューVを飾った。そして8Rの1勝クラスは(芝2400メートル)はG1・9勝馬
アーモンドアイの子ども
アロンズロッド(牡3歳、父
エピファネイア、美浦・国枝)が未勝利戦から連勝で2勝目を挙げた。
イクシードと
アロンズロッドに騎乗したルメールは、
イクシードについて「とても乗りやすかったですね。大外枠でスタートは内の馬を気にしていたけど、すぐに
スピードに乗ってくれた。直線で加速してから3回も4回も手前を変えていましたが、ずっと長く脚を使ってくれました」と高く評価。
アロンズロッドについては「すごく頑張った。そんなに切れ味はないけど、速いペースを維持することができる。無事なら上のクラスへ行けると思います」と感触を伝えた。
チャリングクロスに騎乗した内田博は「調教に乗って、いい動きだったので楽しみにしていました。まだ全体的に緩くて本当に良くなるのは先ですが、それでもしっかり結果を出したようにポテンシャルが高い。このまま順調にいってほしいです」と、先々まで期待していた。