【秋華賞見どころ】二冠へ向けて視界良好のカムニャック

2025年10月14日 11:00

カムニャック(c)netkeiba

 秋初戦のトライアル戦で成長した姿を見せたカムニャックがここも制する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/19(日) 秋華賞(3歳・牝・GI・京都芝2000m)

 春はオークストライアルのフローラSを抜群の切れ味を発揮して制すると、続く本番のオークスでも大外から豪快に突き抜けてGI初制覇を果たしたカムニャック(牝3、栗東・友道康夫厩舎)。元々、デビュー戦で勝利を収めて、その後も上位人気に指示された素質馬。桜花賞への出走は叶わなかったが、オークスでその鬱憤を晴らした。復帰戦だった前走のローズSは4コーナーで不利を受けてバランスを崩したが、そこから立て直して、持ち味である鋭い脚を披露。二冠へ向けて出走態勢は整った。鞍上は川田将雅騎手。

 終始折り合いを欠いて、直線ではいつもの鋭い脚が使えなかったオークスでのエンブロイダリー(牝3、美浦・森一誠厩舎)。その気性から2400mは長く、今回の距離短縮は好材料。京都の内回りコースも歓迎と言える。オークスからのぶっつけ本番となるが、近年はオークスからの直行組の活躍も目立ち、ローテーションに不安はない。既に栗東に入厩して調整にも抜かりはない。鞍上はC.ルメール騎手。

 その他、春のGI戦線で健闘して前走の中京記念を制したマピュース(牝3、美浦・和田勇介厩舎)、2歳時からの成長が目覚ましいダノンフェアレディ(牝3、栗東・橋口慎介厩舎)、GI3勝を挙げたエフフォーリアの妹ジョスラン(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)、底力秘めるセナスタイル(牝3、栗東・安田翔伍厩舎)、オークス4着と健闘したパラディレーヌ(牝3、栗東・千田輝彦厩舎)、抽選組では勢いあるジョイフルニュース(牝3、美浦・大竹正博厩舎)などが最後の一冠を争う。発走は15時40分。

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