偉大な兄の背中を目指し最後の1冠獲りに臨むジョスラン
「秋華賞・G1」(19日、京都)
紫苑S2着の
ジョスランは15日、栗東CWで最終追い切りに臨み、6F85秒9-38秒4-11秒4を余裕のある手応えで計時した。新たにコンビを組む岩田望を背にシャープなフットワークを披露。鞍上は「動きは良かったです。日曜日(12日に栗東坂路で4F54秒5-11秒8)は少し速くなったので、今朝は速くならず、いい感じで回ってこられたと思います」と感触を確認した。
美浦から先週、栗東入り。環境にも慣れ、順調に調整を重ねてきたパートナーを「力強い走りをしますし、能力の高さを感じます。気性面に課題を残すので、当日落ち着いて臨めれば」と力を込めた。皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念を制した
エフフォーリアの全妹。受け継いだ資質の高さを武器にラスト1冠に挑む。
◆調教診断
角馬場で岩田望が騎乗し、これが人馬の初コンタクト。少しうるさい面を見せながらだったが、いつものことで心配無用。鞍上が感触を確かめるための単走追い。舌を越していたが、リズムよく走り、集中できていた。もう少し体に厚みは欲しいが、脚さばきは軽快だ。