【有力馬動向】セントライト記念3着馬レッドバンデが菊花賞へ好感触 距離延長で逆転描くか/馬三郎のつぶやき

2025年10月16日 20:05

レッドバンデ(c)netkeiba、撮影:下野雄規

マイユニバース(16日・城谷)

 秋初戦の九十九里特別で圧勝し3勝目をゲットしたマイユニバース(牡3歳、栗東・武幸)がこの日、菊花賞(26日・京都、芝3000m)へ向けて栗東CWで1週前追い切りを行った。新たにコンビを組む武豊を背にリラックスした走り。最後まで鞍上は手綱を緩めたままだったが、6F80秒6-36秒0-11秒3(馬なり)と理想的なラップを刻んだ。春は一度使うとテンションが上がっていた馬が、中間は落ち着きをキープ…精神面が随分大人になってきた印象がある。今のムードを維持できれば楽しみだ。

ミュージアムマイル(16日・浜口)

 今秋初戦のセントライト記念を快勝したミュージアムマイル(牡3歳、栗東・高柳大)。2週後の天皇賞・秋(11月2日・東京、芝2000m)に向けて徐々に調教ピッチを上げてきており、この日は栗東坂路で4F56秒4-12秒5(馬なり)を記録した。まだソフト調整の段階ではあるが、四肢をしっかりと伸ばした走りで折り合いもスムーズ。いい雰囲気を保ったまま本番へ向かえそうだ。

サトノカルナバル(16日・石渡)

 前走のパラダイスSでまさかの14着(1番人気)に終わったあと、休養していたサトノカルナバル(牡3歳、美浦・堀)が美浦へ入厩。この日は坂路で4F58秒9-42秒4-13秒6を記録した。これが帰厩後の初時計で、軽やかなフットワークが好印象だった。復帰戦を楽しみに待ちたい。

レクスノヴァス(16日・河西)

 来週の菊花賞(26日・京都、芝3000m)に向けて、栗東・上村厩舎のレクスノヴァスジーティーアダマン(ともに牡3歳)がCWで併せ馬を行った。前者は7F98秒3-11秒1、後者は7F97秒6-11秒3をともに一杯でマーク。今夏の北海道シリーズで3勝を挙げた上がり馬レクスノヴァスは3頭併せの真ん中からズバッと伸びて最先着した内容が印象的で、勢いを十分に保っている。一方、久々のセントライト記念が11着と案外だったジーティーアダマンはラストの伸び脚こそ及第点でも、前走時の方が迫力があった感も。直前まで攻め気配を見極めたい。

レッドバンデ(16日・澤田)

 菊花賞(26日・京都、芝3000m)を予定しているレッドバンデ(牡3歳、美浦・大竹)がこの日、美浦Wで1週前追い切りを行った。師は「セントライト記念(3着)を使って間隔があまりあいていないので先週は単走で追ったが、気持ちが落ち着いていたので、けさは気持ちを入れつつ負荷をかけた。動きは想定の範囲内でしたね」とうなずく。「前走は坂上で盛り返したように、ゴーサインを出してからすぐには反応できないタイプ。ジリジリと長く脚を使うだけに、距離が延びて良さが生きそうです」と一発のシーンを描いていた。

ラタフォレスト(16日・常木)

 7月の札幌・ポプラSを制してオープン入りを決めたラタフォレスト(牡4歳、美浦・加藤征)は、武蔵野S(11月15日・東京、ダート1600m)を目標に調整される。

ショウヘイ(16日・竹原)

 菊花賞(26日・京都、芝3000m)に出走予定のショウヘイ(牡3歳、栗東・友道)がこの日、岩田望を背に栗東CWで6F79秒5-36秒1-11秒4(一杯)をマーク。ダンテスヴュー(6歳オープン)に0秒1、ジュンゴールド(4歳2勝クラス)に0秒2先着した。追走する形から直線で並びかけて、グイッと伸び脚を発揮。動きに活気があり迫力も十分…ひと叩きされて気配が大幅に良化している。

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