デビュー戦を勝利で飾ったラッキーキッド(カメラ・荒牧 徹)
10月19日の東京4R・2歳新馬(ダート1600メートル、16頭立て)は、3番人気の
ラッキーキッド(牡2歳、美浦・加藤征弘厩舎、父ディ
スクリートキャット)が、2番手から力強く抜け出して初陣を飾った。勝ちタイムは1分39秒6(良)。
抜群のスタートを決めると外から行きたい馬を行かせて2番手から。最後の直線では楽な手応えで先頭に並びかけると、少し左にヨレるシーンもありながら3馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。6月14日に落馬負傷し戦列を離れて、今週から戦列に復帰した北村宏司騎手は「調教から見せてもらっていたけど、活発で前向きな動きをしていて、(加藤征)先生とも自信を持って運ぼうと話していました。直線の入り口でヨレたりしたけど全体的には体幹がしっかりしていて、前向きさを出しながらいい走りでした」と振り返った。