カーリン、米史上最高賞金王に

2008年09月28日 09:30

 現地時間27日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたジョッキークラブゴールドC(3歳上、米G1・ダート10f、8頭立て)は、R.アルバラード騎手騎乗の1番人気カーリン Curlin(牡4、米・S.アスムッセン厩舎)が中団追走から徐々に進出。直線では外に持ち出し、ワンダリンボーイ Wanderin Boyに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒93(不良)。さらに3.3/4馬身差の3着にマーチャントマリーン Merchant Marineが入った。

 勝ったカーリンは、父Smart Strike、母Sherriff's Deputy(その父Deputy Minister)という血統の米国産馬。昨年はプリークネスS(米G1)、ジョッキークラブゴールドC、BCクラシック(米G1)を制覇し、米年度代表馬に輝いた。今年もドバイワールドC(首G1)、スティーヴンフォスターH(米G1)を勝利。初の芝レースとなったマンノウォーS(米G1)は2着に敗れ、凱旋門賞(仏G1)挑戦は断念したが、ダートに戻った前走・ウッドウォードS(米G1)を制しここに臨んでいた。通算成績15戦11勝(重賞9勝)。

 なお、この勝利で通算収得賞金が1024万6800ドル(約10億8583万円)となったカーリンは、これまでにシガー Cigarが持っていた999万9815ドルの記録を上回り、北米のサラブレッド史上最高賞金額となった。

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