勝って天皇賞・秋のタバルにつなげたいメイショウハッケイ(撮影・石湯恒介)
「ファンタジーS・G3」(11月1日、京都)
未勝利勝ちで、故松本好雄オーナーのJRA通算2000勝達成を決めた
メイショウハッケイ。続くりんどう賞では重馬場のなか2着に敗れたが、本田師は「馬場よりもペースが遅かった。予想外のスローでどうにもならなかった」と敗因を分析。最後方の位置から上がり最速で伸びており、「内の馬が行ってくれたら差し切ってたと思うし、悲観するような内容ではない」と胸を張る。
最後はステッキに反応するしぐさも見られたが、指揮官は「調教で走るから、ステッキを入れていなかった。反抗的にはなったけど、慣れてくると思うし、尻尾を振りながらでも伸びているから」と気にする様子はない。
全休明けの火曜は栗東坂路で4F65秒5と軽く流し、順調そのもの。「もう少し実がついて体も増えてほしいけど、予定通りにきている」。“メイ
ショウ軍団”の2歳馬が重賞Vで、秋盾に臨む兄貴分
メイショウタバルへとバトンをつなぐ。