4日、札幌競馬場で行われた第43回札幌2歳S(2歳、GIII・芝1800m)は、横山典弘騎手騎乗の1番人気{horse=2006103140:ロジユニヴァース}(牡2、美浦・萩原清厩舎)が、中団追走から末脚を伸ばし、5番人気イグゼキュティヴ(北海道)に1.1/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分49秒1(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に3番人気モエレエキスパート(北海道)が入った。
勝ったロジユニヴァースは、父ネオユニヴァース、母アコースティクス(その父Cape Cross)。叔父に今年の若葉S(OP)を勝ち、セントライト記念(GII)で3着に入ったノットアローン(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)がいる血統。
7月6日の新馬戦(阪神・芝1800m)でプロスアンドコンズ以下に快勝後、今回が約3か月ぶりのレース。馬体重は26kg増での出走だった。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。
なお、新種牡馬ネオユニヴァース産駒は中央・地方通じて初重賞制覇。今年の新種牡馬では、函館2歳S(GIII)をフィフスペトルで勝ったキングカメハメハに続くJRA重賞勝ちとなる。
鞍上の横山典弘騎手は札幌記念(GII、タスカータソルテ)に続くJRA重賞制覇で、今年8勝目、通算102勝目。管理する萩原清調教師は、昨年の阪急杯(GIII、プリサイスマシーン)以来、通算7勝目のJRA重賞制覇となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。