シリウスS、格上挑戦のマイネルアワグラスがV

2008年10月04日 15:35

 4日、阪神競馬場で行われた第12回シリウスS(3歳上、GIII・ダート2000m)は、吉田稔騎手騎乗の6番人気{horse=2004100790:マイネルアワグラス}(牡4、美浦・稲葉隆一厩舎)が、後方追走から直線で一気に伸び、先に抜け出した1番人気ワンダースピードをゴール直前でアタマ差交わして優勝した。勝ちタイムは2分03秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気ダークメッセージが入り、3番人気の白毛馬ユキチャンは好位追走から直線で失速し8着に敗れた。

 勝ったマイネルアワグラスは、父ブライアンズタイム、母がJRA1勝のマイネプリテンダー(その父Zabeel)。全姉に03年フラワーC(GIII)を勝ったマイネヌーヴェル、同厩の全弟に今年の弥生賞(GII)、京成杯(GIII)を勝ったマイネルチャールズ(牡3)がいる血統。

 06年9月にデビューし、4戦目(中山・ダート1800m)で初勝利。その後もダート戦に出走し、07年ジャパンダートダービー(交流GI)4着、08年平安S(GIII)5着など重賞でも好走を見せていたが、近走は精彩を欠き、前走のオークランドRCT(1600万下、阪神・ダート1800m)は9着に敗れていた。通算成績17戦5勝(うち地方1戦0勝、重賞1勝)。

 鞍上の吉田稔騎手(愛知)は04年関屋記念(GIII、ブルーイレヴン)以来のJRA重賞制覇で通算5勝目。管理する稲葉隆一調教師は弥生賞(GII、マイネルチャールズ)に続くJRA重賞制覇で今年3勝目、通算13勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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