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黄色いメンコで愛され続けた「はるちゃん」 オースミハルカを川島信二元騎手が振り返る 2年連続エリザベス女王杯2着 

2025年11月09日 16:15

2003年のクイーンSを制したオースミハルカ

 G1を勝つことはできなかったが、今も愛され続けているオースミハルカ(牝25歳・父フサイチコンコルド、母ホッコーオウカ)。エリザベス女王杯で2年連続2着で、女王の座に惜しくも届かず。2004年は武豊騎手とコンビのアドマイヤグルーヴにゴール前でかわされ、05年はスイープトウショウ(池添謙一騎手)の鬼脚に屈した。

 オークスから引退までトレードマークである「Haruka」の文字が入った黄色いメンコ(覆面)をつけ続け、ターフを沸かせてきオースミハルカ。主戦ジョッキーだった川島信二さん(現在、栗東・庄野靖志厩舎の調教助手)は「はるちゃん」の愛称で呼び、「お姫様のようです」と愛情を注ぎ続けてきた。ファインモーションスティルインラブテイエムオーシャンなど数々の名牝を相手に、堂々と立ち向かった姿はファンの心に強く残っている。

 あれから20年が過ぎ、川島さんは振り返る。「G1を勝つことはできなかったけど、その経験は本当に財産になりましたね」。2024年春に騎手を引退。今は普段の調教に加え、TBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」で監修を務めるなど、幅広く活躍している。

 引退後は生まれ故郷の北海道浦河町・鮫川啓一牧場で繁殖生活に入り、出産した産駒は11頭。09年生まれのオースミイチバン(牡、父アグネスタキオン)が兵庫チャンピオンシップ(12年)、ダイオライト記念(13年)の交流重賞を2勝。12年生まれのオースミラナキラ(牡、父ハーツクライ)はJRA4勝を挙げた。「ハルカの子供に乗るときは特別な気持ちでした」と振り返る川島さん。現在は繁殖牝馬の役目を終え、功労馬として元気に過ごしている。

 今年のエリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル)は、どんなドラマが生まれるのか。ハルカが沸かせた淀の芝2200メートルで、また新たなドラマが生まれようとしている。

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